堺北民商会長の上田です。
昨年もコロナの事で、あまり良いとは言えない年でした。
そんな中、堺北民商には多くの相談者が来られ、悩みを解決して来ました。
相談に来られた方は皆、笑顔になり、中には事務所から帰る時に冗談さえ言ってくれた人もいます。
民商・全商連が創立され70年。いったいどれ程の商売人の悩みを解決してきた事でしょう。私はその歴史を誇りに思っています。
今、コロナの悪影響を一番実感しているのは我々零細な商売人です。給付金や特別融資などは、廃止、縮小される中、国や自治体は大企業ばかりを応援するという従来の状況に戻りつつあります。
また、近隣の自治体では独自の給付策を実施している所も多数あるのですが、堺市では、零細企業への支援はありません。
そればかりか、堺市は大阪府の進めるカジノIRの計画に便乗し、大手ホテルや大手企業を支援しています。
零細な商売人を無視する堺市政は腹立たしい限りです。
とんでもない世の中ですが、我々はこの困難な時代を乗り越えなければなりません。
その為にも民商は、我々商売人に絶対に必要な、力のある組織です。
今年は昨年以上に良い年に出来るよう、一層団結してゆきましょう。
これからも私たち会員の繋がりを深めましょう。一人一人が政治や社会に対し、問題意識を持ちましょう。春には一斉地方選挙やその後の堺市長選挙が予定されています。
かつて国民金融公庫や、信用保証協会の制度融資は、民商の先輩たちの運動で整備、拡張されていきました。
政治は遠く関係ないようで、実は私たちの商売に密接に関わっています。
目指せ!零細業者への支援!インボイス中止!消費税減税!
私たち零細業者の声を、政治に反映させる為、運動に力をお貸し下さい。
今年もよろしくお願いします。